ジンラミーのルールと遊び方|2人で対戦するトランプゲームの基本

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人数:2人使うカード:52枚(ジョーカー抜き)

トランプゲームというと大人数向けのイメージを持たれがちですが、ジンラミーは違います。2人だけで、しかも一局10分もかからずに決着がつく。なのに手札の組み立て方ひとつで勝敗が分かれる、地味に頭を使うゲームです。

ジンラミーのルールを一言で言うと、手札をセット(同じ数字の組)とラン(同じスートの連番)にまとめていき、まとめきれずに残ったカード(デッドウッド)の点数を10点以下にできたら「ノック」して勝負を仕掛ける、というものです。デッドウッドが0になれば「ジン」という上位の勝ち方になり、得点も大きくなります。この基本さえ押さえれば、あとは実際に手を動かしながら覚えられます。

ジンラミーはトランプゲームの種類まとめでも紹介しているラミー系ゲームのひとつで、ラミーの入門としてもよく遊ばれています。ここでは2人用の基本ルールを、準備から得点計算まで順番に説明します。

ジンラミーで遊ぶトランプ Bug Playing Cards by Bocopo

写真のトランプ: Bug Playing Cards by Bocopo(商品ページ)

ジンラミーの準備

使うのはジョーカーを抜いた52枚の標準トランプ1組だけです。特別な道具は要りません。

カードをよく切ったら、各プレイヤーに10枚ずつ配ります。残ったカードは裏向きのまま山札として中央に置き、山札の一番上のカードを1枚だけ表にして横に置きます。これが捨て札の山の最初の1枚になります。この時点で山札は52枚から20枚と1枚を引いた31枚になっています。

カードの点数は次の通りです。エースは1点、絵札(J・Q・K)は10点、それ以外の数字札は書かれている数字がそのまま点数になります。この点数は、後で説明するデッドウッドの計算に使います。

ジンラミーの遊び方

  1. 先手を決めます。決め方に厳密な決まりはなく、じゃんけんやカードを引いて数字の大きい方が先手、といった方法で構いません。
  2. 自分の手番では、まず山札の一番上か、捨て札の一番上のどちらか1枚を取ります。捨て札を取る場合は表を見て選べますが、山札を取る場合は運任せです。
  3. 取った後、手札の中から不要なカード1枚を選び、捨て札の山の上に表向きで置きます。手札は常に10枚に保たれます。
  4. この手順を交互に繰り返しながら、手札をセット(同じランクのカード3枚か4枚)とラン(同じスートで連続した数字3枚以上)にまとめていきます。どちらにも組み込めなかったカードがデッドウッドで、点数の合計が低いほど有利です。
  5. 自分の番でカードを引いた後、デッドウッドの合計が10点以下になっていれば「ノック」を宣言できます。1枚を裏向きに伏せて手札を9枚にし、残りの手札を表にして公開します。セットとランを分かりやすく並べ、デッドウッドも見せます。
  6. デッドウッドが0点、つまり手札のすべてがセットとランに組み込めている場合はノックの代わりに「ジン」を宣言できます。ジンは通常のノックより高い得点になります。
  7. ノックされた側は自分の手札を公開し、自分のデッドウッドカードのうち、ノックした側が並べたセットやランに付け足せるものがあれば付け足します。これを「レイオフ」と呼びます。ただし相手がジンを宣言した場合は、レイオフはできません。
  8. レイオフの後、双方のデッドウッド点数を比べます。ノックした側の点数が相手より低ければ、その差がノックした側の得点になります。逆にノックされた側のデッドウッドが同点以下だった場合は「アンダーカット」となり、点差にボーナス点を加えた得点が相手側に入ります(ボーナスの点数は地域差があります)。ジンの場合は相手のデッドウッド点数に加えてボーナス点(一般に25点)が得点になります。
  9. 誰もノックできないまま山札が少なくなった場合は、そのハンドは引き分けとして扱われます。何枚残った時点で打ち切るかは地域差があります。
  10. これを繰り返し、先に一定の点数(100点とすることが多いですが、これも地域差があります)に達した方が勝ちとなります。

よくある質問

Q.ノックとジンはどう違いますか
どちらも「勝負をかける」宣言ですが、ノックはデッドウッドが10点以下であれば可能なのに対し、ジンはデッドウッドが完全に0点のときだけ宣言できます。ジンの方が難易度が高い分、得点も高くなります。

Q.デッドウッドとは何ですか
手札の中で、セット(同じランク3枚以上)にもラン(同スートの連続3枚以上)にも組み込めなかったカードのことです。ノックの判定やレイオフ後の得点計算は、このデッドウッドの合計点で行います。

Q.相手のセットにカードを付け足すレイオフは必ずできますか
ノックされた側が、付け足せるカードを持っていれば行えますが、義務ではありません。またノックした側がジンを宣言した場合は、レイオフ自体が認められないのが基本的なルールです。

遊ぶトランプを探すなら

ジンラミーは2人で向かい合って、手元のカードをじっくり見ながら進めるゲームです。だからこそ、手に取ったときの質感やデザインが気分を左右します。当店の店頭でも、2人用ゲームを楽しみたいというお客様には、定番の1組に加えてデザイン性のあるトランプを合わせて選ばれる方が少なくありません。

今回は「Bug Playing Cards by Bocopo」と「Calder Playing Cards」の2種類を紹介します。前者は虫をモチーフにした遊び心のあるデザイン、後者はアーティストの作品世界を落とし込んだ落ち着いた雰囲気が特徴で、どちらもジンラミーのようにじっくり手札を見つめるゲームとの相性が良いカードです。

まずは安心して使える定番のトランプから選ぶのもいいですし、対戦相手と気分を変えたいときはいろいろなデザインのトランプを覗いてみてください。

ジンラミーで遊ぶトランプ Calder Playing Cards

写真のトランプ: Calder Playing Cards(商品ページ)