ドミノの遊びかた

うそたばオンライン新商品のご紹介です。今回はポータブルドミノです。

そうです、あの「ドミノ倒し」のドミノ。みなさん、ドミノってドミノ倒し以外にもちゃんとした遊びかたがあるのはご存知でしたか?

今回ご紹介するポータブルドミノには、専用のポシェットにちょうどよく収まるサイズの28個の木製ドミノ札が付属します。各ドミノには2つずつダイスの目が印字されており、0から6の7種類の目が重複しないように組み合わされています。

これだけ聞いても、いったいどんな風に遊ぶのかピンときませんよね?

ドミノの遊び方にはさまざまなものがありますが、ここでは代表的なものを一つを紹介します。

 

準備

まず、ゲームスコアの上限を決めます(100点など)。プレイヤーの誰かがこのゲームスコアに達した時点でゲーム終了です。

ダイスの印字が見えないようにひっくり返してシャッフルし、各プレイヤーはドミノを引き手札にします。手札の数は2人の場合は7枚、3人の場合は6枚、4人の場合はそれぞれ5枚です。残ったドミノは山札として脇に置いておきます。

これで準備は完了です!

山札と手札

 

遊び方

同じ目が隣り合うように手札から配置していく。目が重複している札は横向きにも置ける。

 

ゲームの概要

プレイヤーたちは、同じ数字同士が隣り合ってくっつくように、場にドミノを順番に並べていきます。このとき、端のダイスの目の合計が5の倍数になるように配置したプレイヤーが得点できます。また、ゲーム終了時に手札が少ないプレイヤーはボーナス点を獲得できるので、効率よく手札を減らしていくことも鍵となります。


これらのドミノはゲームにおける重要な切り札!

初めに、印字されたダイスの目が重複したドミノ(6-6、2-2など)を持っているプレイヤーの中で、もっとも大きい数字のドミノを持っている人がそのドミノを場に出します。

※プレイヤーが目の重複したドミノを持っていない場合は、該当するドミノが出るまで順番に1枚ずつ山札から引きます。

最初に出された2重のドミノは”スピナー”と呼ばれ、4つの辺のどこにでもドミノをプレイ(追加)できます。スピナー以外のドミノは、短辺にしかドミノをプレイできません。

また、スピナーに関わる点数計算は、隣接するドミノが1つ以下の場合に、その目の全てがカウントされます(6-6の場合12)。

隣接するドミノが0の状態
隣接するドミノがひとつの状態。この場合も、スピナーのすべての目を点数として計算します。

スピナーに隣接するドミノが2以上ある場合は、並びの一番端にあるドミノのダイスの目がカウントされます

以降の2重のドミノも、横向きにプレイすることができます。横向きにプレイされたドミノの点数計算はスピナーの時と同様です。しかしスピナーと異なり、このドミノにプレイできるのは長辺にのみとなります。

プレイは時計回りに進み、プレイヤーは隣接するドミノのダイスの目が一致するようにドミノをプレイします。ドミノをプレイするたび、端のダイスの目の合計点数を計算し、5の倍数であればその点数を獲得できます。

プレイできるドミノを持っていないプレイヤーは、プレイできるドミノが出るまで山札からを引きます。山札が残っていない場合はそのプレイヤーはパスされます。

 

とりあえずやってみよう!(例

最初にスピナーを出します。出されたスピナーは5-5。この時点で、手札からドミノを出したプレイヤーは10点を獲得します。最初は5-5のドミノの4面どこでもドミノをプレイすることが可能です。

スピナーを出したプレイヤーが10点獲得。

次のプレイヤーが出したドミノは5-0。このプレイヤーは10点を獲得します。(5+5+0)

5‐0のドミノを出したプレイヤーが10点獲得。

次にプレイされたドミノは5-3。ここでは得点は発生しません(3+0)。端の数字の合計が5の倍数だった場合のみ点数になります。またこの時点で、スピナーに2つ以上ドミノがプレイされたため、スピナーの数字はカウントしません。

スピナーに2つドミノがくっついたので、端のカウントは赤丸部分のみ。

4手目、次のプレイヤーが0-2をプレイしたので、端の合計が5点になりました。プレイヤーは5点を獲得します(2+3)。

スピナーの上下にもドミノをプレイすることができます。次のプレイヤーは5-6のダイスをプレイしました。端の合計が11なので今回は無得点です。

スピナーに新しいドミノがプレイされたので端が3つになりました。上下にプレイできるのはスピナーに対してだけなので、最大4つまで端を生み出すことができます。

次に、2-2のドミノが横向きにプレイされました。ダイスの目が重複したドミノは横向きにもプレイすることができます。横向きにプレイされたダイスはスピナーと同じようにすべての目の合計で点数を計算します。この例では13点になります(3+6+2+2)。

もちろん、通常のダイスと同じように縦向きにプレイすることもできます。縦にプレイした場合、点数計算は11点となります(3+6+2)。合計点が5の倍数になるようにうまく縦と横を使い分けましょう。

ダイスの目が重複した札はよく考えて使いましょう!

誰かが手持ちのドミノを全てプレイした時、もしくは誰もドミノをプレイできなくなったらワンセットが終了。得点計算に移ります。

 

得点計算

手札が無いもしくは手札の合計点が最も少ないプレイヤーは、ゲーム中に獲得した点数に加えてボーナス点を獲得できます。ボーナス点は、自分の手札の合計点と、他プレイヤ全ての手札の合計点との差を5で割った点となります(小数点以下は四捨五入)。

例えば、自分の手札が3点で、3人の対戦相手がそれぞれ5、11、13点だった場合、その合計との差は26(5+11+13-3)となります。これを5で割るので、ボーナス点は5点となります。

最初に設定したゲームスコアにいずれかのプレイヤーが到達するまで、以上を繰り返します。

 

難しい?意外と簡単?

いかがでしたか? はじめは点数計算が複雑でやることが多く感じられますが、実は役を覚える必要などもなく、とてもシンプルなゲームです。簡単な暗算ができれば参加できるので、小学生でも遊ぶことができます。

ぜひ、チャレンジしてみてください!

 

プレイヤー同士のスコアを記録するのには、こちらのクリベッジボードが便利です。